出張専門経絡治療“でまえはり灸どっとこむ”へようこそ!
東日本大震災から十年が経ちました。
被災された皆様、そしてその後の全国各地で起きた様々な災害に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げます。
また、全国各地からのご支援を心から感謝いたします。
名取市の避難所でのボランティア施術からスタートした“那智が丘こんのはり灸院”もこの6月で開院10年を迎えました。
また仙台駅前に開院した“仙台仮庵店”も7月に開店5年を迎えました。
この10年間、皆様に本当に多くの応援を頂きましたこと、心から感謝いたします。
新たな10年は新型コロナ禍の中で始まりましたが、東洋医学の真髄である“脉を診て身体の陰陽の流れを整える”ことで、
生命力の強化を目指して行きたいと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
- 体に鍼を刺さない(刺入しない)、はり治療。
- ご自宅やオフィス等、ご希望の場所で治療可能。
- 全身の陰陽のバランスを整えて症状をとり、生命力を強化。
接触鍼とは…
■当院のはり治療では、鍼を体に刺入(刺し入れること)をいたしません。鍼は、体表に触れさせるだけです。
痛みが無くて、安心・安全に治療を受けられます。
体表面に触れてるだけなので、母指と示指で支えていなければ、鍼はポトリと倒れます。
※鍼を刺していないことを示すためのイメージです。実際の治療時には左手の押し手で鍼を支えています。
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経絡治療とは…
- 膝痛、腰痛、頸のコリ痛み、肩コリ、五十肩などの症状
- 足のムクミ、坐骨神経痛、リウマチの痛み
- VDT症候群、脊椎整骨、骨盤矯正、側彎症状
- 内臓の各種症状、生殖器・泌尿器系の異常
- 花粉症、アトピーなどのアレルギーの体質改善
その他、どのような症状でもご相談ください。
赤ちゃんからご高齢の方まで、接触鍼治療は、安心して受診いただけます。
☆特に膝が痛い方、腰痛の方!ぜひお試しください。
東北大震災の避難所でもリピーターの多くは、膝腰の患者さんでした。
足のムクミ、不眠症の方もぜひ一度お試しください。
東北では、あまり知られていない“はり灸の治療”
“はり治療”って聞くと絶対イタそう…って、思いませんか?
効きそう、だけどコワいって方は多いですよね。
“整体やマッサージなら良いけど、鍼(はり)は、ちょっと…”
そういう方は多いですね。特に宮城県では。
実は、西日本文化では、はり灸治療はもっと身近。
敗戦によってGHQの弾圧を受けるまでは、鍼灸は日本の伝統医療でした。
だから子供の発熱や風邪、高齢者の動悸や高血圧でもはり灸による治療は、あたりまえでした。
今も、西日本でははり灸治療は、けっこう身近だそうです。
はり灸治療・漢方といった東洋医学では、薬や手術をもちいません。
だから、それらによる副作用の心配がありません。
小さなお子さんや、ご高齢で体力のおちている方にも安心して受けていただける治療方法です。
当院で治療に使う鍼は、人体にやさしい、純銀製の鍼または金鍼。
神戸源蔵先生の鍼を使用しております。(一部、中国鍼も使用いたします。)
また。お子様には純銀製の「てい鍼」を使用しております。
なぜ私が経絡治療を選んだのかというと…
事故の怪我がもとで治療を受け、様々な先生達に出会った中で私自身が、治療家を目指すようになりました。
様々な治療を受けた中、一番効果を感じたのが、接触鍼による経絡治療でした。
身体の中を気が流れていくのを感じ、身体が変化することを体験できました。
もちろん、これは私の感想です。人により、感じ方はちがいます。
でも、治療後に肩や腰、身体の痛みがなくなった時に実感いただけると思います!
治療の効果・期間は、人により様々です。
でも、経絡治療は本当に優秀です!
現在の症状を諦めないで、ぜひご相談下さい!
実は赤ちゃんや幼児、体力の無い方のために行う「接触鍼(せっしょくしん)治療」というのは、ずっと前からありました。
赤ちゃんや子供はデリケート、はりをズブッ!なんて可哀そうですよね。
※実際の治療では、赤ちゃんには“ていしん”という太い銀製の棒状のものを接触させます。
体力・気力の弱っている大人のひとにも、ちょっとツライ時があります。はりは“気”の調節。皮膚表面に触れるだけで、経絡の気に作用します。
赤ちゃんがいつの間にか気持ちよく眠るような“やさしいはり治療”それが接触鍼による経絡治療です。
私も日々、理想のはりを目指して精進してまいります。
経絡治療でも鍼を刺入(さすこと)して行うことは一般的です。
でも現代は、食事の変化や医薬品の進歩、エアコン等の発達により、はり治療が始まった数千年前から、近代に生きた人達から比べれば、
大人も子供も、みんな体力・生命力は、おちています。
だから、現代人のからだにあわせたよりデリケートな治療が必要と感じます。
赤ちゃんの肌にふれるように、やさしいタッチでひと鍼ずつ触れて経絡をととのえる。
決してはりを刺入はしません。からだをめぐる“経絡の気”をととのえることで治癒の効果を働かせます。
鍼(はり)は気の治療。決して刺さなくても大きな治療効果が働きます。
ひとのからだをめぐる“気・血・栄衛”の流れ“経絡”という気のめぐりは、川の流れのようにたとえられます。
東洋医学では、万物命あるものは、全て陰と陽の気にわかれると考えらています。
気は特殊なものでは無く、命あるもの全てにめぐっているものなんですね。
ひとつの経穴(ツボ)から小さな泉のごとく
やがて溜まったり あふれたり 流れたりしながら
からだ各部位の経穴をつなぎながら、経絡はからだをめぐっています。
この気のめぐり具合は、からだの様々な症状に影響しています。
からだの中の陰陽を調和させ、気のスムーズな流れを作ることで、多くの症状は改善されていきます。
東洋医学は“気”の医学。からだの陰陽のバランスを整え、経絡の流れをよくすることで、ひとの生命力を上げていきます。
<施術内容>
左右の手首の脈、お腹の状態を診て、気血の変化を知り、はりをひざから下の下肢部、前腕にある経穴選び、はりを接触させます。(いわゆる刺すことはしません)
虚した気を補い、邪気をとり、整える。
左右の脈がきれいにそろい、のびのびとが打てば、ひとの生命力はあがり、様々な症状が改善されてゆきます。
さらになお、各部位の虚したところを整えると全身の骨は潤い、よい位置におさまり。
肌肉はしまりイキイキとしてきます。
このような状態を作っていくことが経絡治療の目的です。気のめぐりの良い状態を作ることを繰り返していきます。
このように膝から足部にかけての経穴(ツボ)、肘から手部にかけての経穴を使い、さらにお腹や背中の経穴、全身の各部位の経穴を使って、
脈を診ながら、はりとお灸で整えていきます。
必ず、ではありませんが、痛い患部・局所に直接、ではなく。
その部位・症状に効く経穴を選んで、患部より離れた箇所から治療してゆきます。
だから痛い場所に直接触れず、治療してゆくことができます。