- 東北って、鍼灸治療の認知度が低いの?
- “鍼”といえば、太い鍼をずぶっと刺して一殺!なーんてイメージがありませんか?
鍼治療というとどうもみなさん怖いイメージが先に立ってしまうようですね。上手な先生なら、ちっとも痛くないものです。
って言われても、上手い先生(たくさんおられますけど)かどうかは、受けてみる迄わからないですし…。
ぎっくり腰で動けなくなったときには覚悟する、なんて方がせいぜいでしょうか?
宮城県や東北では鍼灸治療の効果や、治療対象の広さについてはまだまだ認知が低いようです。
- 西日本の方では、子供の風邪でも鍼灸治療?
- 大阪や四国等、西日本では鍼灸治療はかなり認知が高く、小児の様々な疾患でも鍼治療が選択肢のひとつとなっています。
腰痛・肩こり・首痛等の疾患だけでなく、体質を改善して多種多様な疾患に対して効果をあげています。
当“Demae-harikyuu.com”は、宮城・東北地方でもっと鍼灸・経絡治療を知っていただきたい、鍼灸・経絡治療で元気になって欲しいと願い、立ち上げました。
人間の体に本来ある回復する力=生命力を上げることで、様々な症状が改善される経絡治療の効果をぜひ、知ってみてください!
- 本当に刺さない鍼で効果はあるの?
- 鍼灸治療の方法は様々あります。当こんのはり灸院では、体表を循る経絡の調整による経絡治療を行っています。
身体をめぐる経絡の気の流れの調整には、鍼を接触させて行います。鍼を刺す=皮膚を破ることは経絡を破ることにもつながると考え、鍼は刺しません。
体表に接触させて経気の流れのコントロールを行います。経絡治療、接触鍼治療自体はずっと昔からあるものです。
私が治療を受けた中で最も高い効果を感じた治療法で、私もこの研究に一生をかけたいと思っています。
- 何故、刺さないのですか?刺した方が効くんじゃないの?
- 大昔、古代中国において石の欠片や動物・魚の骨等から発展して鍼は生まれたといわれています。
当時の厳しい自然環境に適応して生きていた人達の体、生命力はとても強いものでした。だから治療も少し乱暴なものでも平気、というよりはちょっと血の気を抜いた方がちょうどいいぐらいな感じでした。こういう体は実体(実証)といいます。
中国の二千年前の医書“素問・霊枢・難経”等には鍼治療の法則が詳しく載っていますが、当時から現代のはじめ頃までは実体の方が多く、鍼灸治療も刺す治療が主体で合っていました。
でも、現在はどうでしょう?生まれた頃から冷暖房完備、季節に関係の無い食べ物やお菓子等を食べ、車を使って歩くことも少ない。花粉症やハウスダスト等、様々なアレルギーになる方が増えているように、現代は弱い体=虚体(虚証)の方が多い時代なのです。
虚証の方の体にとっては刺すこと自体で体力を消耗してしまいます。接触鍼による経絡治療は、患者さんの体の生命力をあげて症状をとる治療です。
刺激による鍼治療とは考え方が異なっています。また現代において実体の方にも、鍼の種類・太さを変えることで経絡の気を変動させて効果を出します。
- 生命力を上げる治療ってどういう意味?
- 経絡治療は、全身の“気”の流れを整えてゆきます。気のめぐりを整えることで、人本来が持っている自己回復力を高め、身体の各所に発生した痛みや痺れ・冷え・熱等の症状をとるだけでなく、病に強い身体、病気になりにくい身体への体質改善を目指しています。
- 自宅での治療って、どうするの?
- 鍼灸・消毒等の治療器具はもちろん、折り畳みの治療ベッドも持参いたします。ご自宅のお布団やベッドでも、極端に言えば椅子に座ったままででも治療は可能です。
経絡治療は基本的に肘から下の腕、膝から下の足のツボ(経穴)を使っての治療(本治法)がメインです。また症状が残る部分に対しての治療(標治法)も行い、最後に全身の骨格の歪みもとりますので、治療ベッドでの治療が理想です。
お部屋に2畳〜3畳のスペースがとれれば十分です。
治療ベッドの寝心地もいいですよ♪。
- 特に自信のある治療はありますか?
-膝の痛みの方には、ぜひ試してみて欲しい-
- 歴史ある日本経絡治療の中でいえば、まだまだ私は入口にいるような者ですから、自信のある治療なんて、大きな口はきけません。
でも、手技で人の治療もしてきた過去の経験も含めていえば、腰痛や特に膝痛の方にはお試しいただければと思っています。
避難所でも足首のムクミ、膝痛の方には、毎回並んでいただけました。ぐっすり眠れたともよく言われましたね。
この辺は経絡治療の素晴らしいところだと思います。
- 訪問先の距離には限界があるの?
- 当院は経絡治療を受けたいという患者さんがいるところには、どこでも伺います。但し、交通費と移動時間がかかりますので、距離によって出張費用は変動いたします。
遠い方については、なるべくお知り合いの方と一緒に受ける、また当院のスケジュールに合わせて診療日時を調整いただく等してできるだけ個人の負担金額は下げることができるようにしています。
- 治療時間ってどのくらい?
- 一回の治療は症状によって異なります。通常はおおよそ30分です。但し、出張治療の場合には少し長めに治療時間をとる場合もございます。
前後を考えて一時間程度をお考えください。
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